🗣 研究概要

近年のソフトウェア開発では,機能追加や不具合修正を,管理者等からの上意下達ではなく,多数の開発者からの自発的な提案に基づいて進める手法が注目を集めている. 本研究では,「自発的ソフトウェア進化」とも呼べるこの新たなパラダイムを,ソフトウェア開発において広く,かつ,安定的・持続的に加速するプラットフォームの実現に向けた基礎技術を開発する. 具体的には,スマートシティを規範とする統制機構(ガバナンスフレームワーク),及び,機構の下で進化提案作業の効率化を担う支援ボット群,並びに,進化提案の原動力となる開発者個人への動機付けと開発コミュニティの活性化を担うコミュニティ通貨について方式設計とプロトタイプ実装を行う. プロトタイプシステムを用いた適用実験を通じて,その妥当性,有効性を評価し,社会実装に向けた更なる技術改良の方向性を示す.

(研究計画調書 研究目的 要旨より)

💬 助成の概要

  • 種目
    • 科学研究費補助金 基盤(A)
  • 期間
    • 2017年〜2020年
  • 金額
    • 44,850千円
  • 研究組織

📚 主な研究成果