🗣 研究概要

プログラム中の秘密情報を保護するため,理解が困難になるようプログラムを変更する難読化手法が数多く提案されている. しかし,難読化の堅牢性と有効性についての議論は十分ではない. 中でも,シンボル名を意味のない名前に変換する名前難読化は数多くのツールに採用されながらも評価は行われていない. そこで,本研究課題は,名前難読化に焦点を当て,堅牢性と有効性の評価指標の確立を目的とする. 具体的には,名前難読化されたプログラムの逆変換の容易性の評価,名前に基づいたプログラムの理解容易性の評価を行う. これにより,名前難読化の堅牢性・有効性の議論が進み,脆弱な難読化手法の淘汰,そして,難読化の世代交代が進むと期待できる.

(応募書類,研究目的(概要)より)

💬 助成の概要

  • 種目
    • 科学研究費補助金 基盤(C)
  • 研究組織
    • 研究代表者
      • 玉田 春昭
  • 期間
    • 2017年〜2019年
  • 金額
    • 3,500 千円

📚 主な研究成果