🤝 ソフトウェアバースマークによる実践的なソフトウェアの盗用検出
🗣 研究概要
本研究課題の目的は,現実世界でのソフトウェアの盗用を抑止するために,一般ユーザがカジュアルに盗用を検出できるようにすることである. カジュアルな盗用検出とは,事前準備の必要なく現実的な時間で,大量のソフトウェアからユーザが持つソフトウェアと似たものを検出できることである. ソフトウェアの盗用検出手法としてソフトウェアバースマークが提案されている. バースマークでのカジュアルな盗用検出には,従来の手法に加えて,自動化および検査対象の拡大,そして検査精度の向上が必要である. この実現のために本研究課題では,コンコリックテストによる単体テストの自動生成技術を用いて多様な入力を自動生成し,自動化の実現を試みる. そして,先行研究を拡張し,検査サーバのクラスタ化により検査対象の規模拡大を狙う. 最後に,検査精度の向上では,機械学習などを用いて判定基準の改善に取り組む. このように,一般ユーザによるカジュアルな盗用検査により盗用の心理的障壁を上げ,ソフトウェア盗用の抑止力となることを目指す.
(応募書類,研究目的(概要)より)
💬 助成の概要
- 種目
- 科学研究費補助金 基盤(C)
- 期間
- 2020年〜2024年(1年延長)
- 金額
- 3,300千円
- 研究組織
- 研究代表者
- 玉田 春昭
- 研究分担者
- 神崎 雄一郎(熊本高等専門学校)
- 研究代表者