🤝 Java言語を対象とした動的多様化技術
🗣 研究概要
従来の Java プラットフォームにおけるプログラム保護はバイトコード(クラスファイル)の静的な変換が多くを占めており,静的解析には耐性があるものの,動的解析については脆弱であると指摘されている. それにも拘わらず,動的解析技術のみが進歩し,動的解析に対抗する保護技術については議論されてこなかった. 一度ロードしたクラスはいかなる変更もできないという Java 仮想マシンの制約が大きな理由である. しかし,Java 5 以降の Java プラットフォームにおいてはその制約が回避できるインスツルメンテーション機構が導入され,動的解析に対抗する技術である動的多様化技術も実現可能になった. そこで,本研究課題では,Java プラットフォームにおいて,既存の動的解析技術に対抗してプログラムを保護するため,動的多様化技術を構築することを目的とする.
(研究計画調書 研究目的 要旨より)
💬 助成の概要
- 種目
- 科学研究費補助金 若手研究(B)
- 期間
- 2013年〜2015年
- 金額
- 4,290 千円
- 研究組織
- 研究代表者
- 玉田 春昭
- 研究代表者